▍運営推進会議のご報告
今年度はコロナ禍の中、運営について多くの見直しを行いました。
以下に変更した点について箇条書きで報告させていただきます。
1.イベントの中止。ボランティアの訪問、ハイツ白銀台さんや地域との交流を中止。
イベントを事業所内での活動に変更しました。出来ない理由を考えるのではなく、出来る方法、入居者の残存機能を活かした内容とすることで、「見る」だけではなく「参加」する事に重点を置いています。
2.コロナ対策。各方面のクラスター発生を受けて。
事業所内での感染対策を徹底しました。「持ち込まない、持ち帰らない、広げない」を大切にしました。
(1)換気は2時間に1回、扇風機、換気扇を使用し、空気を動かす。
(2)職員の動線を考え、着替えから各ユニットに入るまでのルール作りと徹底。
(3)集団となる朝礼や勉強会、事業所での会議は中止(回覧)、委員会は少人数で換気、距離を置くことで開催。
(4)病院受診は8週間に1回で病院と調整。(または電話)
(5)職員の体調、移動歴の管理と記録。入居者の体調管理と記録。
(6)コロナウイルス感染発症時のマニュアル作り。
(7)適宜、勉強会。(回覧とテスト)
3.職員のスキルアップ
外部評価や法人内の研修もZOOMやYouTubeが定着しました。しかし、実際のところは画面に向かい聴講するだけですので、実感がわかない点もあります。おそらく、来年度もまだコロナ対策に翻弄される年になると思いますので、来年度の課題としたいと思います。
4.運営について
感染対策による経費が増大しました。マスクや使い捨ての手袋などのコストが数倍に膨れています。他に、使い捨てガウンやゴーグル、非接触型の体温計、消毒類、ポータブルトイレ、また血圧計や体温計なども感染者と分けるために、別途準備をしました。クラスターが発生した場合、経営危機になる可能性もあり、事業を継続できるよう、また、速やかに対応できるように準備を整えています。経費増大はしていますが、そのしわ寄せがご利用者様に行かず、サービスの質が落ちる事のないように努力をしています。