医療法人 仁泉会

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いきいき通信(GHしろがね)R2年度秋・冬号vol.3

 グループホームしろがねの行事や日頃の様子などについて紹介する「いきいき通信」!
 その『令和2年度秋・冬号』をお届けする第3回目です。
 写真掲載にあたり、個人情報保護法に基づき利用者様から承諾を得て、必要最低限の範囲で使用いたします。
 今回の記事で使用しているイラストは、無料イラスト素材集『Frame illust』様の素材を使用させていただきました。ありがとうございます。

節分

 今年はえんぶりの中止により、2月は事業所内で新春ゲーム大会を行いました。
 2月といえば『節分』!
 新聞紙、チラシを丸めて作った玉を豆の代わりにしました。
「鬼退治、玉入れ合戦」では、数日かけて事前に作成した玉を、お面を被ったスタッフが持つ段ボールに投げ入れる、という内容です。
 動き回るスタッフに玉をぶつける入居者もいれば、器用に遠くからでも投げ入れる入居者もいました。終始笑い声が絶えませんでした。
 

 もう一つのゲームは
 「お箸で豆掴み競争」!
 甘納豆を使用し、一分間で掴めた豆だけが食べられるというルールを説明すると、玉入れの時とは違い、真剣な表情で箸を動かしていました。
 いつもは箸が苦手な方も、上手に箸を動かし甘納豆を自分の皿へ運んでいました。
 競争となると普段は出ない力が働くこともあり、日常の生活の中にもリハビリとして取り入れたいと感じました。

日光浴の効果

 新型コロナウイルス感染症の影響に加えて、肌寒くなってきたことで外出の機会が減っている方も多いのではないでしょうか。
 コロナ禍の小さなストレスも積み重なってきているかもしれません。そんな方にお勧めなのが日光浴です。
 日光浴には、病気の予防やストレスを軽減する様々な効果が報告されています。
日光浴をする事で、体内でビタミンDが作られます。ビタミンDはカルシウムの吸収を促進し、骨の強化に役立ちます。
 日光浴は午前中がお勧めです。午後は紫外線が増えるので注意してください。
 写真は、2月中旬の天気が良い日に、日光浴した様子です。

運営推進会議のご報告

 今年度はコロナ禍の中、運営について多くの見直しを行いました。
 以下に変更した点について箇条書きで報告させていただきます。

1.イベントの中止。ボランティアの訪問、ハイツ白銀台さんや地域との交流を中止。

 イベントを事業所内での活動に変更しました。出来ない理由を考えるのではなく、出来る方法、入居者の残存機能を活かした内容とすることで、「見る」だけではなく「参加」する事に重点を置いています。

2.コロナ対策。各方面のクラスター発生を受けて。

 事業所内での感染対策を徹底しました。「持ち込まない、持ち帰らない、広げない」を大切にしました。
(1)換気は2時間に1回、扇風機、換気扇を使用し、空気を動かす。
(2)職員の動線を考え、着替えから各ユニットに入るまでのルール作りと徹底。
(3)集団となる朝礼や勉強会、事業所での会議は中止(回覧)、委員会は少人数で換気、距離を置くことで開催。
(4)病院受診は8週間に1回で病院と調整。(または電話)
(5)職員の体調、移動歴の管理と記録。入居者の体調管理と記録。
(6)コロナウイルス感染発症時のマニュアル作り。
(7)適宜、勉強会。(回覧とテスト)

3.職員のスキルアップ

 外部評価や法人内の研修もZOOMやYouTubeが定着しました。しかし、実際のところは画面に向かい聴講するだけですので、実感がわかない点もあります。おそらく、来年度もまだコロナ対策に翻弄される年になると思いますので、来年度の課題としたいと思います。

4.運営について

 感染対策による経費が増大しました。マスクや使い捨ての手袋などのコストが数倍に膨れています。他に、使い捨てガウンやゴーグル、非接触型の体温計、消毒類、ポータブルトイレ、また血圧計や体温計なども感染者と分けるために、別途準備をしました。クラスターが発生した場合、経営危機になる可能性もあり、事業を継続できるよう、また、速やかに対応できるように準備を整えています。経費増大はしていますが、そのしわ寄せがご利用者様に行かず、サービスの質が落ちる事のないように努力をしています。

編集後記

 3回にわたって掲載してきた「いきいき通信Web版」をご覧いただきありがとうございます。
 1回目に掲載した表紙の写真は、町内のゴミ拾いを自主的に行った時の写真です。
 今年度は、地域との交流を中止せざるを得ない状況下でした。そんな中でも、地域住民の一員として何ができるか、出来る事を探した結果、ゴミ拾いをすることにしました。
 今後も出来る事を探して、地域の方々に見守っていただけるようなグループホームでありたいと思います。庭瀬
発行 グループホームしろがね 広報委員会
 

グループホームしろがね 理念

 私たちは 思いやりをもって ここちよく
 地域に愛され 安心して暮らせる
 グループホームをめざします
 

グループホームとは?

 認知症の方が、少人数(5~9人)の小規模な生活の場で、食事の支援や洗濯などの日常生活をスタッフと一緒に行います。できる限り家庭に近い環境の中で共同生活を行い、残された能力を最大限活用できるような援助を行います。
介護保険制度における、要支援2以上の認定を受けた方で、認知症が認められ、食事など身辺の自立ができており、共同生活を送ることに支障が無い方がご利用いただけます。
 

入居者募集!!

 随時入居者を募集しております。お気軽にご連絡、ご相談ください。見学も大歓迎です。
 

ボランティア募集中!!

 入居者のお話し相手や、レクリエーション活動に参加していただける方を募集しています。
 小学校の総合学習、中学校のグッジョブ、高校、専門学校の実習も受け入れています。どうぞ、お気軽にご連絡ください。
 

問い合わせ

 〒031-0822 八戸市大字白銀町字田端6-1
 TEL:0178-32-1577 FAX:0178-35-1577
 担当者 藤森・庭瀬
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